パーソルWSCが「人事部門におけるICT投資動向調査」を実施

人事管理では人員数が「足りていない」が64%に

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社(パーソルWSC)が2024年1月下旬から5月上旬にかけて、単体で従業員数1,000人以上の企業121社を対象に「人事部門におけるICT投資動向調査」を実施。その結果を1月16日に発表した。

同調査で『機能ごとの人員数について、所感としてそれぞれの妥当性を教えてください』としたところ、人事管理(採用・育成・評価など)では「全く足りていないと感じる」が全体の19%、「少し足りていないと感じる」が45%。

労務管理(雇用契約・勤怠管理・給与計算・社会保険など)では「全く足りていないと感じる」が12%、「少し足りていないと感じる」が36%、企画(人事戦略策定・組織開発など)では「全く足りていないと感じる」が18%、「少し足りていないと感じる」が47%などとなった。

勤怠管理システムを「利用している」が全体の78%

『人事部門の費用構成比』をみると平均値では「人件費」が全体の78%、「外注費」が8%、「ITシステム費」が7%、中央値では「人件費」が67%、「外注費」と「ITシステム費」が同率の11%といった結果が得られている。

『所属部門(人事部相当)では、どのようなシステムを利用していますか』と質問したところ、勤怠管理システムは「利用している」が全体の78%で最多。給与計算システムでは73%、労務管理システムと経費精算システムでは同率の66%、マイナンバー管理システムでは43%などとなった。

また、『ChatGPTなどの生成AIついて人事部門で導入をしていますか』と聞くと、「本格的に導入済み」が全体の4%、「テスト又は部分的に導入済み」が13%、「検討中(導入する方向で検討中)」が12%、「検討中(導入するか否か検討中)」が29%などと続いた。

出典元:パーソルワークスイッチコンサルティング調べ
(画像はプレスリリースより)

外部リンク

パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社 プレスリリース
https://www.persol-wsc.co.jp/news/3357/

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