「業務でのChatGPTの活用実態と信用度」に関する調査を実施

49.8%が「文章の作成・要約・校正」で活用

NSSスマートコンサルティング株式会社が、1月6日から1月7日にかけて、業務でChatGPTを活用している会社員1,030人を対象に、「業務でのChatGPTの活用実態と信用度」に関する調査を実施。1月22日にその結果を発表している。

同調査で『ChatGPTをどのような業務で活用していますか(複数回答可)』と質問したところ、「文章の作成・要約・校正」が49.8%で最多。「情報検索」が48.4%、「情報処理・データ分析」が42.2%、「企画の作成」が27.1%などと続いた。

『活用して良かったことは何ですか(複数回答可)』と聞くと、「作業スピードが上がった」が最も多く56.0%。次いで「アイデアの質が向上した」が40.8%、「新しい視点や発想を得られるようになった」が40.0%などといった結果が得られている。

安全活用には「セキュリティ」などに課題

『出力する情報の真偽を確認する作業はしていますか』と質問したところ、「ほぼすべて確認している」が全体の23.7%、「正確性が不安な情報のみ確認している」が63.0%などとなった。

「ほぼすべて確認している」や「正確性が不安な情報のみ確認している」と回答した人に、『主にどのような方法で確認していますか』と聞くと、「信頼できる情報源と照合する」が41.6%で最多。「異なる質問方法での再確認」が39.1%、「ほかのAIツールと比較する」が14.3%などといった結果が得られている。

また、『今後、ChatGPTやその他のAIツールを業務で安全に活用していくためにはどのような課題があると思いますか(複数回答可)』と質問すると、「セキュリティやプライバシー保護の強化」が最も多く48.0%。「情報の正確性の向上」が41.7%、「出力結果の検証プロセスの確立」が37.2%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

NSSスマートコンサルティング株式会社
https://nss-smart-consulting.co.jp/

NSSスマートコンサルティング株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000055385.html

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