新学社が「学力調査等のCBT化と学習の結果や履歴の可視化への期待」に関する調査を実施

86.0%が「端末による学力調査に慣れさせるべき」

CBT『SingCBT』を提供する株式会社新学社が、2024年12月27日から2025年1月6日にかけ、小中学校の教師1,029人を対象に「学力調査等のCBT化と学習の結果や履歴の可視化への期待」に関する調査を実施。1月23日にその結果を発表した。

同調査で『令和7年度より文部科学省の「全国学力・学習状況調査」が段階的にCBT化されますが、パソコンやタブレットで実施する学力調査に児童生徒を慣れさせておくことは必要だと思いますか』と質問したところ、「非常に必要だと思う」が全体の30.5%。「ある程度必要だと思う」が55.5%などといった結果が得られている。

『学力調査や学力検査のCBTでの実施は、どのような面で効果的だと考えますか(複数回答可)』と聞くと、「解答にかかった時間や入力をし直した回数など、これまでの紙での調査や検査では測ることができなかった情報が見られる」が43.9%で最多。

「結果を即時にフィードバックできることで、児童生徒の学習意欲の向上が期待できる」が43.0%、「誤答類型に分けた結果など、これまでの紙での調査や検査では見られなかった成績資料が見られる」が31.5%などと続いた。

学習データの統合可視化「望ましい」が81.4%

『学力調査や学力検査の結果と、デジタルドリル等の学習ログや紙の教材の得点データや取り組み状況が、教師用PCで同じ画面で確認できるようになることはどのように思いますか』と質問したところ、「非常に望ましい」が全体の27.9%、「どちらかといえば望ましい」が53.5%といった結果が得られている。

また、『学習ログを確認する画面(ダッシュボード)が充実することはどのような面で効果的だと考えますか(複数回答可)』と聞くと、「児童生徒一人一人に合わせた学習計画が立てやすくなる」が最も多く48.4%などとなった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社新学社
https://www.sing.co.jp/

株式会社新学社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000126776.html

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