半数以上が紙の資料を毎日使用
アドビは8月7日、バックオフィス業務(経理・財務・会計・労務・人事・総務・法務関連)を担う会社員500名を対象とした「バックオフィス業務のデジタル化に関する調査」の結果を発表した。
調査の結果、紙の書類の使用頻度は、「毎日使用している」が最も多く52.8%、次いで「週に1~2日ほど使用」が19.4%、「全く使用していない」が8.8%となった。これにより、紙の資料を「毎日」使用している人が半数以上、「週に1日以上」使用している人が9割以上にのぼることが判明した。
紙の書類の最多は「見積書/請求書」
紙の書類を使用している業務の種類で最も多かったのは「見積書/請求書」で54.6%、次いで「領収書」49.6%、「打ち合わせ資料」46.9%と続いた。また今後デジタル化を希望する業務の種類についても「見積書/請求書」が最多の36.1%となった。
紙の書類をデジタル化したいかと問うと、「全てデジタル化したい(なるべくなら紙で管理したくない)」が19.7%、「なるべくデジタル化したい」が45.4%となり、合わせて65.1%がデジタル化を希望していることがわかった。
デジタル化で柔軟な働き方を獲得
ここ数年間で「デジタル化が進んだと感じている」かの問いに対しては、18.4%が「とても進んだと思う」、42.4%が「どちらかというと進んだと思う」と回答し、6割以上がデジタル化の進展を実感していた。またこのうち約8割は、デジタル化で働き方が柔軟になったと回答した。
デジタル化を支援するアドビツール
今回の調査では9割以上が未だ週1日以上紙の書類を使用していることが明らかとなった。
アドビでは、紙文書を電子化する無料のスキャナーアプリ『Adobe Scan』や、複数の書類を1つのPDFに整理・圧縮・保存できる『Adobe Acrobat』などを提供し、バックオフィス業務の更なる効率化を促すとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
アドビ プレスリリース
https://www.adobe.com/
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