「適格請求書発行事業者」の登録割合は41.4%
エヌエヌ生命保険株式会社が、インボイス制度の準備状況について把握するため、全国の中小企業経営者7,225人を対象に、「インボイス制度」に関する意識調査を7月14日~7月18日に実施、その結果を8月17日に発表した。
同調査で『適格請求書(インボイス)を発行するために「適格請求書発行事業者」として登録していますか』と質問したところ、「登録している」との回答が全体の41.4%で、「登録する予定はない」が24.7%、「検討中」が12.0%、「制度開始までに登録予定」が11.1%などとなっていることが分かった。
また、『適格請求書発行事業者に登録するのはなぜですか』と聞くと、「登録した方がメリットが大きいと思うから」との回答が42.5%、次いで「取引を打ち切られる可能性があるから」が33.4%、「新規の取引を敬遠される可能性があるから」が26.8%などとなっている。
『適格請求書発行事業者に登録していないのはなぜですか』との問いでは、「登録しない方がメリットが大きいと思うから」という回答が最も多く32.4%で、「業務負担が増えるから」が26.8%、「対応できる人材がいないから」が18.1%などと続いた。
準備は「システムの導入や改修」が11.2%
『インボイス制度に向けて準備していることはありますか』との質問では、「税理士への相談」との回答が最も多く32.4%で、「取引先への説明・交渉」が16.7%、「システムの導入や改修」が11.2%、「従業員への説明」が10.3%、「商品・製品・サービスの値上げ」が4.3%、「人材の採用」が2.1%などという結果が得られた。
また、『インボイス制度に向けて導入・改修したシステムはありますか』と聞くと、「特にない」との回答が75.4%になったことを除くと、「経理・会計システム」が最多の20.2%で、「電子帳簿保存法システム」が7.1%、「顧客管理システム」が5.5%などとなっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
エヌエヌ生命保険株式会社 プレスリリース
https://www.nnlife.co.jp/
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