老舗味噌メーカーのマルコメがクラウド型経費精算システムを導入、年間15,000枚の経費精算書類のペーパーレス化へ

会社全体の紙書類を60%削減へ

創業約170年の老舗味噌メーカー・マルコメは、ラクスが提供するクラウド型経費精算システム「楽楽精算」を導入し、2023年8月より運用を開始した。

「楽楽精算」は、交通費、旅費、出張費など、経費関連の処理を一元管理できるシステム。社員が申請→上司が承認→経理担当者の精算処理、という一連の作業をすべて電子化し、業務効率の改善や人的ミスの防止、「紙に縛られない柔軟な働き方」を実現する。

今回、同社では「楽楽精算」の導入により、年間約15,000枚の経費精算紙がゼロとなり、紙書類全体の60%が削減される見込みとなった。また、経理担当者は非生産的な書類のファイリングや保管スペースの確保などの業務を軽減でき、決算業務などのコア業務にあてる時間を確保できると期待している。

経費精算に多くの手間と時間をかけていた

同社では経費精算処理を行う際、申請者はシステム入力後に手作業で領収書を申請書に貼付郵送する必要があった。

経費精算を申請するのは主に営業担当者で、商談用のサンプル購入、外出時の駐車場代、出張費用等の経費精算の申請を日常的に行い、そのたびに多くの手作業が発生していた。

また、上長の押印をもらう手間や、不在の場合等の押印をもらうまでの時間もかかり、書類紛失のリスクもあった。

一方、経理担当者は、全国10拠点から大量の書類が郵送されてくるため、確認とファイリングに時間がかかり、紙書類の保管および保管スペースの確保などの工数も要していた。

申請にかかる時間を毎月100時間削減

しかし今回、「楽楽精算」を導入したことで、領収書をスマートフォンアプリからAI-OCRで読み込むことが可能となった。これにより申請時の入力の手間がなくなり、承認者も外出先で処理できるようになった。

また紙の申請書の提出が不要となることで、申請者の作業工数が大幅に軽減され、毎月の申請に必要な作業時間が会社全体で約100時間削減されると見込んでいる。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

ラクス プレスリリース
https://www.rakus.co.jp/news/2023/0905.html

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