三井住友トラスト総合サービスが「Bill One」を導入、請求書業務の生産性の向上へ

紙の請求書などをデータ化、月次決算を加速へ

Sansan株式会社が、同社提供のインボイス管理サービス「Bill One」について、三井住友トラスト総合サービスが導入したと、9月1日に発表している。

三井住友トラスト総合サービスにおいては、グループのシェアードサービスセンターとしての役割明確化と業務領域の拡大を検討するにあたり、バックオフィス業務の中でも、リモートワークの進展や、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応などが必要となることを踏まえ、請求書業務の優先度が高いと考えた。

また、三井住友トラスト・グループ各社では請求書のほとんどを紙で受け取っており、作業効率の改善が課題となっているほか、インボイス制度や電子帳簿保存法(以下、電帳法)が施行されることによる業務の複雑化を懸念していた。

そこで今回、三井住友トラスト総合サービスは、紙の請求書などをデータ化し、月次決算の加速を後押しする「Bill One」の導入を決定。リモートワークの進展や、原本の保管・管理などの業務効率化のほか、グループ各社の異なる業務フローや経理システムに影響を及ぼさず、業務の標準化を図ることも可能となる。

あらゆる請求書をオンラインで受け取ることが可能

「Bill One」は、さまざまな方法・形式で届いていた請求書を、オンラインで受け取れるようにするインボイス管理サービスだ。受け取った請求書はクラウド上で一元管理できるため、企業のテレワークを推進し、ペーパーレス化にも寄与する。

2023年10月に導入されるインボイス制度や、電帳法の改正にも対応。それぞれの要件や対応においては同サービスが対応するため、法改正が行われるたびに業務フローを変更する必要がない。

また、経理部門での入力作業や確認作業の負担を軽減し、それ以外の部門で発生している請求書に関する作業やコミュニケーションをデジタル化。組織全体の生産性の向上にもつなげられる。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2023/0901.html

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