請求書業務を「Bill One」でデジタル化
Sansan株式会社が、同社提供のインボイス管理サービス「Bill One」について、総合塗料メーカー大手の大日本塗料株式会社(以下、大日本塗料)が導入したことを、9月7日に発表している。
大日本塗料では、中期経営計画で「働き方改革による労働生産性向上」を掲げており、紙と電子データの混在によって複雑化する業務の改善に取り組むほか、改正電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応するべく今回、「Bill One」を導入。
これまで年間3万件の請求書のほとんどを紙で受け取り、請求書情報を基幹システムに手入力し、エクセルで支払申請書を作成した上で、紙の請求書原本とともに本社経理部門へ送付していた。これを「Bill One」によってデジタル化。事務担当者以外のシステムに不慣れな社員でも操作し、請求書業務を行えるようにした。
アナログな事務作業を削減し、人的リソースを有効活用することで人員配置の最適化を図り、全社の生産性向上を目指している。
紙・PDFなどの請求書をデータ化
「Bill One」では、各拠点・部門でばらばらに受け取っていた紙・PDFなどの請求書が、データ化されて1つになって届く。非定型の名刺を正確にデータ化するSansanのテクノロジーとオペレーションによって、これまでにない方法で請求書の処理を可能にするインボイス管理サービスだ。
クラウド上で受け取った請求書の一元管理を可能にするため、企業のテレワークの推進やペーパーレス化に寄与。請求書業務の効率化により、月次決算業務を加速させ、企業経営における意思決定スピードを向上させる。
また、同インボイス管理サービスはインボイス制度だけでなく、電子帳簿保存法にも対応しており、タイムスタンプの付与や有効性の検証、解像度のチェック、請求書の検索、変更履歴・対応履歴の保存なども行える。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2023/0907.html
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