リーテックスが「建設業界における紙での契約の問題点」に関する調査を実施

36.3%が契約書を紙で保管と回答

リーテックス株式会社がゼネコン営業(発注者との契約)の担当者を対象に、「建設業界における契約書の管理」に関する調査を実施。その結果を9月21日に発表した。

同調査で『現在、締結した建設工事請負契約の契約書はどのように保管することが多いですか?近いものを教えてください』と質問したところ、「紙の契約書を社内(営業部門)に保管している」との回答が最多の36.3%。

次いで「紙の契約書を社内(本社管理部門)に保管している」が15.7%、「電子化した契約書を社内(営業部門)に保管している」が15.3%などといった結果が得られた。

また、『過去締結した契約書が見つからなかったこと(紛失したこと)はありますか?』と聞くと、「はい」との回答が全体の58.0%となり、全体の60%近くが紙の契約書の紛失を経験したことが分かっている。

81.4%が紙での契約に「問題があると思う」と回答

『紙で契約を行うことに関して、どのくらい問題点があると思いますか?』との質問では、「とても大きな(多くの)問題点があると思う」という回答が全体の28.7%、「やや問題点があると思う」が52.7%となり、全体の81.4%が「問題があると思う」と回答。

『紙での契約を継続することで、どのような点に問題があると思いますか?近いと思うものを教えてください(複数回答可)』とすると、「保管場所として広いスペースが必要になる」との回答が最多の58.2%となった。

更に『紙での契約が“必要”だと思う理由として、近いものを教えてください ※変えなければならない逼迫した理由がない、今のままでも問題ない、などの理由を除く(複数回答可)』とすると、「紙での契約に慣れているから」との回答が39.3%で最多。

次いで「業界的に電子契約で契約を行うことが難しいから(特殊だから)」が34.7%、「電子化に必要な電子機器を保有している人ばかりではないと思うから」が30.0%などという結果が得られた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

リーテックス株式会社 プレスリリース
https://le-techs.com/

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