社内のDX化のシステム導入で、87.1%が失敗を経験
MEDIA PRESS(運営元:and media株式会社)がkintone情報メディア『伴走ナビ』とともに、全国の企業担当者101人を対象として、「業務システム導入の失敗」に関する調査を実施。その結果を9月22日に発表している。
同調査で『社内のDX化において、システム導入で失敗したことはありますか?』と質問したところ、「ある」という回答が全体の87.1%、「ない」が12.9%で、社内のDX化のシステム導入に関して、全体の9割近くが失敗を経験していることが結果から分かった。
要因の1位は「社内で運用できる担当者が不足していた」
前述の質問に対する結果を踏まえて、『具体的に失敗した要因として考えられるものは何ですか?(複数回答可)』と聞くと、「社内で運用できる担当者が不足していた」と40人が回答し最多となり、「多機能なシステムを導入して使いこなせなかった」が30人、「システム運用ができる人材の育成が難しかった」が26人などと続いていることが分かった。
具体的な失敗例としては、「導入したきり、システムに関する運用フローを社内で定義する人がいなかったため、うまく活用できなかった。(30代/情報通信業)」や、「担当者がシステムを使いこなせず、既存のシステムとの互換性に問題が生じて業務の効率化に失敗した。(50代/建設業)」などといったものが挙げられている。
また、『システムの導入で失敗しないためのポイントには何があると思われますか?(複数回答可)』との質問では、「プロによる運用サポート・伴走」と回答した人が最も多く43人。
「目的の明確化」が42人、「導入を検討するシステムに対する理解」が41人、「運用スタッフの確保(外注含む)」が39人、「業務フローとの互換性の確認」が27人、「人材育成ができる労働環境の構築」が25人などといった結果が得られた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
MEDIA PRESS プレスリリース
https://andmedia.co.jp/press/117/
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