年末調整業務の負担、「回収した書類のチェック」が最多
freee株式会社が8月29日から8月31日にかけ、上場および非上場企業の人事責任者・担当者を対象(有効回答207件)として、「年末調整に関するアンケート調査」を実施。その結果を9月27日に発表している。
同調査の年末調整業務を進める中で負担を感じている項目についての問いでは、「回収した書類のチェック」と回答したのが105人で最多。
次いで「従業員からの書類回収」が81人、「従業員からの問い合わせ対応」が69人、「回収した書類の差し戻し」が63人、「従業員向け書類の配布」が61人、「回収した書類の修正」が59人、「特に負担になっている業務はない」が56人、「従業員向け書類の印刷」が46人などといった結果が得られた。
従業員規模が大きいほど年末調整クラウドシステムを導入
どのような体制で年末調整業務を行っているのか質問すると、『1001名以上』の企業においては、「年末調整のクラウドシステムで運用」との回答が66%、「紙・エクセルファイルと給与計算システムを利用」が16%などとなった。
また、『301~1000名』の企業では、「年末調整のクラウドシステムで運用」が51%、「紙・エクセルファイルと給与計算システムを利用」が33%、『300名以下』では、「年末調整のクラウドシステムで運用」が34%、「紙・エクセルファイルと給与計算システムを利用」が36%などとなり、従業員規模が大きいほど年末調整クラウドシステムを導入する傾向にあることが分かった。
年末調整業務に関して感じる苦労について聞くと、「書類の記入ミスや添付漏れが多く、確認が大変」と回答した人が最多の97人。
「従業員からの問い合わせが多い」が71人、「残業が増える」が59人、「紙での業務が多く、アナログだと感じる」が56人、「ストレスが多い」が52人、「税理士さんなどの専門家にお任せしており、特に困っていない」が32人などと続いている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
freee株式会社 プレスリリース
https://corp.freee.co.jp/news/20230927freee_nencho.html
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