全体の84.2%が10月の制度開始までに登録申請完了
管理部門・士業の総合転職サービス「MS Career」(運営:株式会社MS-Japan)が、9月2日から9月10日にかけて、全国の経理担当者89人を対象に「企業のインボイス制度対応実態調査」を実施。その結果を9月28日に発表した。
同調査において『適格請求書発行事業者の登録申請状況』を調べたところ、「すでに申請している」との回答が全体の83.1%、「9月中に申請予定」が1.1%となり、全体の84.2%が10月の制度開始までに登録申請を完了することが分かった。
また、『適格請求書の発行/受領に関わる準備の対応状況』を聞くと、『発行準備』に関しては「すでに完了している」との回答が全体の40.4%、「9月中に完了予定」が36%。
『受領準備』に関しては「すでに完了している」が全体の28.1%、「9月中に完了予定」が31.5%などとなり、制度開始までに発行準備は全体の76.4%が完了、受領準備は59.6%が完了するという結果が得られている。
インボイス制度対応システムを33.7%がすでに導入
『インボイス制度対応のためのシステムの導入状況』を調べると、「すでに導入済み」との回答が全体の33.7%で、「9月中に導入予定」が7.9%、「導入検討中」が7.9%、「導入しない予定」が34.8%などとなっている。
また、『インボイス制度開始にあたり不安に感じていること(複数回答)』を聞くと、「担当者や従業員の制度の理解不足」という回答が最多の51.7%。
「仕入税額控除ができない場合のコスト負担増」が49.4%、「請求書の発行時・受領時のミス」が34.8%、「要件を満たした証憑の保管・管理」が33.7%、「取引先企業への周知」が31.5%、「特にない」が16.9%、「システムの不具合の発生」が10.1%となった。
出典元:株式会社MS-Japan調べ
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社MS-Japan プレスリリース
https://company.jmsc.co.jp/info/2023/0928_11873.html
Manegy 「企業のインボイス制度対応実態調査」
https://www.manegy.com/news/detail/7609/
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