紙での運用で「制作に時間が取られる」ことが悩みの1位
株式会社イー・コミュニケーションズが、社内試験を紙媒体で行っている企業の試験担当者(経験者含む)110人を対象に、「社内試験の運用に関する実態調査」を実施。その結果を10月3日に発表している。
同調査において、『お勤め先の社内試験を紙で運用する中で、感じたことのある悩みを教えてください。(複数回答)』としたところ、「制作に時間が取られる」が最多回答の44.5%、「無駄なコストがかかる」が43.6%、「運用管理に手間がかかる」が40.0%などと続いた。
また、『社内試験を紙で運用する中で、特に時間を要する業務内容を教えてください。(上位3つまで)』とすると、「試験問題の作成」との回答が最も多く50.9%、次いで「採点」が47.3%、「結果の送付/集計/分析」が32.7%などとなっている。
「CBT化」を取り入れてみたいと80%以上が回答
『紙の試験からコンピューターを使った試験にすることで、採点処理や結果通知に要する時間やコストを大幅に削減することが可能な、社内試験の「CBT化」を取り入れてみたいと感じますか。』と質問したところ、「非常にそう感じる」との回答が全体の46.4%、「ややそう感じる」が35.5%となり、「そう感じる」という回答が81.9%を占める結果が得られている。
「非常にそう感じる」、「ややそう感じる」と回答した人に、『社内試験の「CBT化」を取り入れてみたいと感じる理由を教えてください。(複数回答)』とすると、「コストが削減できるから」との回答が最も多く60.0%。
「時間が削減できるから(管理者・受験者共に)」が54.4%、「問題作成や採点のミスを減らすことができるから」が48.9%、「評価分析が容易になりそうだから」が38.9%、「テスト問題のクオリティが上がりそうだから」が31.1%などと続いた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社イー・コミュニケーションズ 「社内試験の運用に関する実態調査」
https://www.e-coms.co.jp/dowloads/20231003
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