「電子契約くん」によって契約書の郵送が不要に
イタンジ株式会社(以下、イタンジ)は、公社賃貸住宅SMALIO(スマリオ)を提供する大阪府住宅供給公社が、不動産関連電子契約システム「電子契約くん」を10月2日から導入したことを発表した。
2022年5月18日の改正宅地建物取引業法の施行によって、賃貸借・売買契約における重要事項説明の非対面化や、書類(34条の2 、35 条、37条書面)の電子交付が可能となった。賃貸借契約の完全電子化が実現できるようになったため、賃貸業務における電子化へのニーズが高まっている。
また、大阪府住宅供給公社は、大阪府内に約21,000戸の管理物件を擁しており、2022年4月からイタンジが提供する顧客管理・自動物件提案システム「ノマドクラウド」、不動産関連WEB申込受付システム「申込受付くん」を導入するなど、物件情報提案や入居申込における電子化を推進してきた。
こういった背景から今回、不動産関連電子契約システム「電子契約くん」 を導入。賃貸借契約書の郵送が不要となり、審査完了後に最短即日で契約の締結を可能にした。
物件の問い合わせから賃貸借契約までをオンラインで完結
大阪府住宅供給公社では、イタンジが提供する「ノマドクラウド」で顧客管理・自動物件提案、「申込受付くん」で入居申込・審査、契約・契約済み書類の保管を「電子契約くん」で行うため、物件の問い合わせから賃貸借契約までをオンラインで完結させられるシステムの構築に至っている。
なお、オンライン契約を安全に行うべく、「電子契約くん」には強固な電子署名技術を採用。契約書の偽造、改ざん、不正アクセスやデータ障害などを防止できるほか、通信を常に暗号化し、盗聴、傍受、改ざんやなりすましのリスクに対応していることも特徴のひとつだ。
イタンジは今後もデジタル社会に対応した不動産業界のDXに向けて、賃貸不動産会社の業務効率化推進を支援し、入居者にとって安全かつ利便性の高いサービスの提供に努めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
イタンジ株式会社 プレスリリース
https://www.itandi.co.jp/news_posts/1144
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