「S-PAYCIAL with 電子年調申告」2023年度版のサービス提供を開始へ

マイナポータルからのデータの取り込みなどが可能に

鈴与シンワート株式会社が、「S-PAYCIAL with 電子年調申告」2023年度版のサービス提供を、10月10日から開始する。

「S-PAYCIAL with 電子年調申告」は、スマートフォンやタブレット、パソコンから、いつでもどこでも安心して年末調整申告が可能なサービスだ。

2023年度版は、基礎控除、所得金額調整控除の自動判定・自動計算など、申告者向けの入力サポート機能が拡充されているほか、マイナポータルからのダウンロードデータ(控除証明書)の取り込みが可能。令和5年の扶養控除異動申告の法改正にも対応している。

更に新機能の申告スキップボタンのほか、差分データ抽出や、ダウンロード項目設定などといった管理者向けサポート機能も追加されている。

年末調整申告にかかるプロセスを削減

「S-PAYCIAL with 電子年調申告」では、年末調整書類の印刷・仕分け・配布・回収作業が不要、保険料控除にかかる控除申告書データ(XML形式)の取り込みにより、証明書の提出も不要だ。これらによって申告に必要な書類のペーパーレス化(デジタル化)や作業効率化により、年末調整担当者の業務負荷の大幅な削減に寄与する。

また、鈴与シンワート株式会社が従業員1,000人・担当者4人・時給3,000人で試算した場合、同サービスの導入前では印刷・封筒代・郵送費、年末調整担当者の人件費などで、合計242万円かかっていたところ、導入後は合計103万円に大幅にコスト削減につながるとしている(同社実績)。

2023年度版では、生命保険会社などから送付される控除証明書の画像アップロードも可能で、2022年度版の利用者の意見をもとにして、ユーザビリティが強化されており、よりシンプルかつ簡単な申告を可能にしている。


(画像はS-PAYCIAL with 電子年調申告 ホームページより)

外部リンク

鈴与シンワート株式会社 プレスリリース
https://www.shinwart.co.jp/press/doc/20231004-1.html

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