「ANDPAD」で工事関連書類の申請・承認ができる機能を実装

株式会社アンドパッド（以下、アンドパッド）が、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」に、で工事関連書類の申請・承認ができる機能を新たに実装すると、10月23日に発表した。

建設現場での施工前や施工完了後の承認行為は、工事の品質を担保するために欠かせないものだが、承認が必要な書類が多いことに加え、承認対象の書類には押印が申請・承認が必要であるケースが多く、申請者・承認者それぞれが承認状況を把握しづらいなどの課題があった。

また、承認作業のために事務所へ移動して手渡しで依頼するなど、業務上の負担も大きく、「ANDPAD」の契約企業からは、かねて電子データによる申請・承認を行いたいという要望があった。

そこで「ANDPAD」で、書類の申請・承認・閲覧ができる「ANDPAD資料承認」機能を新たに実装。協力会社・担当者・班長・係長などの承認フローや、プロジェクトメンバーでの承認・申請を可能にし、工事関連書類のペーパーレス化を実現する。

「ANDPAD資料承認」機能では、「ANDPAD」に保存されているExcelやPDFなどから申請書を作成し、申請完了希望日の設定や参考資料の添付をした上で、承認申請が可能だ。

また、申請書名や承認者、承認完了希望日などで絞り込み検索をして、申請者・承認者それぞれが、承認のステータスを一覧画面で確認もできるため、複数の申請を連続で行った場合でも、あとから検索して見つけだせる。

資料の種類ごとに承認フローが異なる場合でも、それぞれの申請書に応じた承認フローを事前に設定することが可能。承認者が不在でも代理承認者の設定ができることも特徴の1つだ。

アンドパッドは今後も、建設業界における申請・承認業務のペーパーレス化を促進・支援できるように、「ANDPAD」の開発を続けていくとしている。

（画像はプレスリリースより）

株式会社アンドパッド プレスリリース
https://andpad.jp/news/20231023