フォトラクションが「建設現場のDXに関する実態調査」を実施

デジタルツールを「導入している」のは全体の53.1%

株式会社フォトラクションが9月29日から10月10日にかけて、建設業の施工管理担当者209人を対象に「建設現場のDXに関する実態調査」を実施。その結果を10月27日に発表している。

『お勤め先の建設現場では、施工管理の生産性向上のためにデジタルツール(ソフトウェア)を導入していますか。』と質問したところ、「積極的に導入している」との回答が全体の15.3%、「導入している」が37.8%となり、「導入している」という回答が全体の53.1%を占めていることが分かった。

「積極的に導入している」、「導入している」と回答した人に、『デジタルツール導入により、業務時間が削減されたと感じますか。』とすると、「非常にそう感じる」との回答が全体の14.4%、「ややそう感じる」が53.2%。「あまりそう感じない」が21.6%、「全くそう感じない」が7.2%などという結果が得られている。

さらなる業務時間削減は「組織全体での業務の標準化」を

前述の質問で「非常にそう感じる」「ややそう感じる」と回答した人に、『さらに業務時間の削減をするためには、何が必要だと思いますか。(複数回答)』と質問すると、「組織全体での業務の標準化」との回答が54.7%で最多。「デジタル化できない作業のアウトソース」が37.3%、「デジタルツールを使うための準備作業を削減する」が37.3%などと続いた。

また、「あまりそう感じない」、「全くそう感じない」と回答した人に、『デジタルツール導入による業務時間の削減を実感しない理由を教えてください。(複数回答)』としたところ、「デジタル化できない作業が多いから」という回答が最も多く62.5%。

次いで「デジタルツールを使うための準備作業が負担だから」が56.2%、「組織全体で業務が標準化されていない」が37.5%などとなった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社フォトラクション プレスリリース
https://www.photoruction.com/archives/8786

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