ペーパーレス化を推進する上で障壁となる課題を解決
株式会社コロナ(以下、コロナ)が導入したワークフローシステム「AgileWorks」の事例を、ワークフローソリューションベンダーの株式会社エイトレッド(以下、エイトレッド)が10月31日に公開している。
暖房機器、空調・家電機器のメーカーであるコロナでは、エイトレッドのクラウド型ワークフロー「X-point Cloud」を導入し、総務や経理などの間接部門における申請業務のペーパーレス化を推進し、40以上の申請業務を電子化、約50,000枚/年の紙の帳票を削減してきた。
今回、全社的な生産性向上に着手する中、間接部門におけるペーパーレス化を推進する上で、「紙文化が根強く、膨大な紙の帳票が残存」や、「膨大な紙の帳票が、DX推進の壁に」といった障壁となる課題があった。
そこで大規模組織向けの新たなワークフローシステムを選定するべく、他社製品との比較・検討。その結果、操作性や直感的に理解しやすいUIのほか、CSVによるデータ出力が可能な点などを評価し、今回の「AgileWorks」の導入に至っている。
紙の帳票の削減効果が約80,000枚/年に増大
コロナでは「AgileWorks」を従業員約1,600人が使用しており、紙の帳票の削減効果が約80,000枚/年に増大。間接部門における40以上の申請業務で、ペーパーレス化を実現した。
申請書をシステム連携し、申請内容が承認後に基幹システムなどに、RPAで自動登録される仕組みも構築されており、手作業による入力作業を削減。入力ミスなどの削減にもつながっている。
今後は同システムの適応範囲をグループ会社にも拡大。2025年をめどにグループ全体の申請業務を同システムに集約する予定だ。
また、同システムの導入を“DXの起点”とし、RPAなどとの連携によって申請業務以外の業務プロセスのデジタル化を図り、業務効率化やDXを推進していく意向も示している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社エイトレッド プレスリリース
https://www.atled.jp/news/20231031_01/
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