顧客との接点から得られる情報を正確にデータ化
Sansan株式会社が、株式会社アイデム(以下、アイデム)における営業DXサービス「Sansan」の活用事例と、その成果を11月1日に発表した。
総合人材情報サービス企業のアイデムは、地域密着型の営業体制になっており、顧客情報は各営業所単位で管理している。
そのため、全社横断で情報把握ができないことから「Salesforce」を導入。これにより顧客情報の管理や商談情報の一元管理は進んだ一方で、各営業担当者が商談相手の紙名刺をファイル保管しており、アナログな引き継ぎスタイル、属人的な営業スタイルが残るという課題があった。
そこで、名刺やメールの署名、ウェブフォームの入力内容といった顧客との接点から得られる情報を正確にデータ化し、顧客との接点情報の一元管理を可能にする「Sansan」を導入するに至っている。
名刺を取り込んで「Salesforce」に連携
アイデムでは、「Sansan」で名刺を取り込んで「Salesforce」に連携し、顧客の人物情報の一元管理を可能にした。名刺を取り込むだけで、異動や転職など、顧客情報が最新かつ正確な状態にアップデートされるため、顧客データベースの管理もできる。
これにより、紙の名刺では顧客情報の管理が属人的になっていたものを、誰でも管理可能にし、名刺を起点とした人物情報の整備につなげた。リモート社会推進室での取り組みや成果を社内に共有することで、徐々に営業現場にも「Sansan」の活用が根付き、導入効果と言える事例が挙がってきた。
アイデムは、営業担当のコアタイムを最大化するべく、更にSansanの活用を全社で推進し、名刺管理だけでなく、企業データベースとして活用する意向を示している。
なお、「Salesforce」は、MAツール「Account Engagement」とも連携しており、効果的なアプローチ対象者を把握できるフローも構築。営業効果の最大化に成功している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2023/1101.html
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