紙帳票にかかる付帯業務の工数を80%削減
ペーパーレスアプリケーション「ショルイラ」を提供するセンシンロボティクスは11月14日、竹中工務店東京本店作業所に「ショルイラ」が導入されたと発表した。
建設現場では事故を防ぐための安全確認作業が多く、紙帳票の配布・回収・確認業務は大きな負担となっていた。また、2024年度からの時間外労働上限規制に向けた業務効率化や負担低減も必要とされていた。
このような背景から竹中工務店東京本店作業所では、センシンロボティクスの「ショルイラ」を導入し、紙帳票にかかる付帯業務工数の80%削減を実現した。
紙への記録を電子化する「ショルイラ」
「ショルイラ」は、紙への記録を簡単に電子化する業務アプリケーション。
ITツールに馴染みがなくとも、電子チェックシートの作成や記録、管理が簡単にできる。また専門知識不要で誰でも簡単にカスタマイズでき、電子チェックシートのひな形もスムーズにブラッシュアップできる。
業務報告や現場管理などの記録を電子化することで、エクセルへの転記作業やデータ漏れのダブルチェック、帳簿への捺印作業などを効率化する。
月間数百枚のペーパーレスを実現
竹中工務店東京本店作業所では「ショルイラ」を導入したことで、紙帳票の大部分を「ショルイラ」でデジタル化し、月間数百枚のペーパーレスを実現した。これにより、紙の点検表などを印刷・配布・回収する手間が不要となった。
また、点検状況も遠隔からPCやスマホでタイムリーに確認できるようになり、確認作業が容易になっただけでなく、安全管理の見える化が可能となった。
点検時間を従来の紙と「ショルイラ」で比較すると、紙では6530分/月に対し、ショルイラでは1300分/月となり、対応時間が約5分の1に減少した。同作業所では、このような業務時間の短縮が、作業所員の業務効率化や生産性向上につながっているとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
センシンロボティクス ニュースリリース
https://www.sensyn-robotics.com/
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