紙帳票を見た目のまま電子化するアプリ
ノンデスクワーク業界の現場DXサービスを提供するアルダグラムは11月15日から、従来の紙帳票を見た目のまま電子化しペーパーレス化するアプリ「KANNAレポート」の提供を開始した。日本語・英語版を提供し、今後はタイ語やベトナム語などにも対応する予定だ。
現場の生産性向上を妨げる紙の帳票
建設業や不動産業、製造業などのノンデスクワーク業界では時間外労働の規制適用が迫り、業務効率化が急務とされている。
現場の業務効率化を妨げている要因の一つは、紙の帳票の作成・記入・管理業務だ。
現場事務所では、紙の帳票をエクセルで作成・印刷し、現場に持参して配布しているが、この際、持参忘れなどが発生する恐れがある。
帳票に記入する際には、紙に手書きで記入するため、記入ミスや記入漏れ、文字が読めない、野外現場では紙帳票が汚れる、破れる、風で飛ばされるなどの事態が発生している。また記入し終わった帳票を現場で回収する際の回収漏れリスクもある。
さらに、事務所ではこれらの帳票をエクセルに転記する手間や保管の手間、過去の資料を探す手間などが生じていた。
事務作業を現場で完了
今回の「KANNAレポート」では、従来の手書き内容をスマートフォン等で入力でき、入力した内容はクラウドに保存されるため記入後すぐに内容を確認できる。
これにより、これまで紙帳票で発生していた手間やミス、事務所への移動時間などを削減でき、事務作業を現場で完了することが可能となる。
アプリでのフォーマット作成にあたっては、紙の帳票のテンプレートとなっているエクセルがあれば、日報や報告書など、あらゆる帳票を見た目のまま取り込むことができる。エクセルにマクロや数式が組み込まれていたり、日本語以外の言語で作成されていたりしても取り込み可能という。
このため、ITスキルが高くなくとも直感的に作成・入力でき、見た目が変わって使いづらいという悩みもなくなるとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
アルダグラム ニュースリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000058603.html
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