SIREが「いえらぶサイン」を導入、オンライン賃貸借契約の手続きが可能に

7,300人のオーナーの所有物件でオンライン対応

株式会社いえらぶGROUP(以下、いえらぶGROUP)が、不動産会社のための電子契約システム「いえらぶサイン」について、株式会社SIRE(以下、SIRE)に導入されたことを11月24日に発表した。

いえらぶGROUPが5月に実施した「不動産の電子契約に関する調査」によって、エンドユーザーの76.3%が賃貸借契約の電子化を希望すると回答したことが分かった。その一方で電子契約を導入している不動産会社は13.7%にとどまっている現状があり、エンドユーザーのニーズに応えられていないという課題があった。

そこで不動産事業のほかシステム開発事業も行い、自主管理オーナー向けの賃貸経営支援ツール「ECHOES」を提供しているSIREは今回、賃貸借契約において不動産の賃貸契約・更新契約・解約対応や、契約書の保管をオンラインで完結できるシステム「いえらぶサイン」を導入。

7,300人のオーナーの所有物件において、オンライン賃貸借契約の手続きを可能にした。

基幹システムと連携しやすいことが導入の決め手

SIRE 代表取締役の木津 雄二氏によれば、2020年に立ち上げた「ECHOES」には、3年弱で7,300人のオーナーが参加しており、これによって入居手続き業務が増加していたが、契約をオンライン化できておらず、多くのオーナーやエンドユーザーにおいて契約書の記入・郵送の手間が発生していたとしている。

今回、「いえらぶサイン」を導入したことで、同社の管理物件のほか自主管理オーナーの契約業務のオンライン化を実現。印刷や郵送コストを削減したほか、オンラインでの手続きで賃貸借契約をスムーズに締結できるようにした。

いえらぶGROUPは今後も不動産テック企業として、「いえらぶサイン」などを提供することにより、不動産業界の業務効率化やDXを推進していく意向を示している。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社いえらぶGROUP プレスリリース
https://www.ielove-group.jp/news/detail-682

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