SORABITOの「安全点検業務の現状に関するアンケート調査」結果、点検表ペーパーレス化機能の利用意向は約9割

ニーズの高いペーパーレス化

「建設のあらゆる『現場』をスマートに」をビジョンとするSORABITOは12月4日、全国の総合建築業に従事する男女52人を対象とした「安全点検業務の現状に関するアンケート調査」の結果を公表した。

調査の結果、「安全点検業務で現在感じている具体的な課題や困難(複数回答)」では、「スキルや知識の不足による重機点検の属人化」が最も多く約25%、次いで「各種結果の集計が煩雑」と「各種点検表の保管管理コスト負荷」が約21%となり、安全点検業務の課題や困難が広範囲であることがわかった。

ペーパーレス化のニーズはモノの点検に留まらない

「日々の安全点検業務の点検表やチェック表の中で、ペーパーレス化したいと思っているもの(複数回答)」では、「保安施設の点検」が約28%と最も多く、次いで「重点項目」が約25%、「作業従事者の健康チェック」が約23%となった。

この結果から、ペーパーレス化については、建機や施設の点検の他、作業従事者に対するチェックについてもニーズがあることがわかった。

ペーパーレスの利用意向も高い

安全点検業務における「点検表のペーパーレス化」機能と「点検一覧 (点検状況のコミュニケーション改善)」機能に対する利用意向調査では、「無料であれば利用してみたい」が最も多く51.6%、「有料でも金額によっては利用を検討したい」が35.5%となり、合計87.1%の人にペーパーレスの利用意向があった。

また、「点検の進捗確認デジタル化」機能に対する利用意向調査では、「無料であれば利用してみたい」が48.4%、「有料でも金額によっては利用を検討したい」が35.5%となり、合わせて83.9%の人に利用意向があった。

今回の調査結果から、安全点検業務のペーパーレス化やデジタル化のニーズや利用意向は高く、安全管理の徹底と効率化に向けたデジタル化の推進が急務であることがわかった。

(画像はプレスリリースより)

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SORABITO ニュースリリース
https://www.sorabito.com/news/press/20231204-001/

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