住民の利便性向上と職員の業務効率化へ
栃木県那須町は2024年1月9日、那須町LINE公式アカウントから各種行政手続きができる「スマホ役場」を開設した。
那須町では2023年10月に「那須町 DX推進計画」を策定し、デジタル技術を活用した住民の利便性向上と職員の業務効率化を図っている。
今回の「スマホ役場」は、これを実現するために開設された栃木県初となるオンライン上の役所窓口。Bot Expressが提供するスマホ市役所「GovTech Express」を活用し、行政に関する各種申請や予約、配信などがLINEで完結する「行かない・書かない・待たない」役所サービスだ。
申請・予約・ごみ・情報配信がLINEで可能
「スマホ役場」では、住民票の写しや課税証明書などの各種証明書を24時間365日、LINEで申請でき、発行に関する手数料や送料も決済できる。
また、町立小中学校の欠席・遅刻・早退連絡、公共施設の予約、町営上水道の使用に関する連絡、犬の登録関係、ごみカレンダー・ごみの日リマインド、行政・防災情報の通知も可能となる。
行政手続きは聞かれたことに答えるだけ
「スマホ役場」の利用方法は、LINE上で聞かれたことに一問一答式で答えて入力するだけ。アプリを追加でインストールしたりアカウントを作成したりする必要もなく、誰でも簡単に手続きができる。
証明書申請における本人確認は、LINE Pay公的個人認証サービスが用いられ、スマホにマイナンバーカードをかざすだけで本人確認が完了する。
スマホ教室の開催を強化
那須町では、オンライン行政手続きの入り口として、住民に広く浸透するLINEを活用し、人に優しいデジタル化を目指してDXを推進。スマホ操作に不安な住民に対しては、スマホ教室の開催を強化することで、1人でも多くの住民にオンライン行政手続きを利用できるようにするとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Bot Express ニュースリリース
https://note.bot-express.com/n/ne22ed05ea5f8
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