ノンデスクワークの手間をカンナのごとく削る「KANNA」
ノンデスクワーク業界の生産性向上に取り組むアルダグラムは2024年1月16日、同社の提供する現場DXサービス「KANNA」がオフィス家具大手のイトーキに導入されたと発表した。
「KANNA」とは、建設業や製造業、不動産業などのノンデスクワーク業界における事務作業や移動、コミュニケーションの手間をカンナのごとく削り現場の生産性を向上させる「現場DXサービス」だ。
イトーキ、物流における関係者間の情報伝達に課題
今回「KANNA」を導入したイトーキは、オフィス家具や建材・設備機器の製造・販売など、幅広く事業を展開する企業だ。
物流企画部ではオフィス家具の発送、運送、設置までを行い、商品の配送を手配する際は、その都度、現場指示書や家具設置の図面など紙の書類で関係者に共有していた。
関係者には、運送・設置を行う物流会社など社外の人も多いが、これらの関係者との情報共有も従来、図面を印刷した紙の手渡しで行われていた。
そのため急な納入条件・レイアウトの変更などが発生した場合は、リアルタイムに情報を共有できず、納品トラブルに至るリスクがあった。
また、納品時に現場でイレギュラーな出来事が発生した場合も、これまでは配送員から営業部門への主にFAXによる情報共有で手間と時間がかかるなど、物流に関わる関係者間の情報伝達を円滑化することが課題となっていた。
印刷やFAXの手間が不要、最新情報の共有が可能に
そこでイトーキでは、これらの課題を解決するため、社内外問わず全関係者に対して、スマートフォンのアプリでリアルタイムに情報共有ができる「KANNA」の導入を決定。
「KANNA」により、印刷やFAX、メールの手間がなくなり、発送内容ごとの進捗状況の可視化や、現場との最新情報の共有が可能となることで、トラブル発生時にも迅速な対応ができると期待されている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
アルダグラム プレスリリース
https://aldagram.com/news/press240116/
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