取引先からの請求書の電子受領をスムーズに行える機能
株式会社マネーフォワードが、請求書のクラウド電子管理サービス「マネーフォワード クラウド債務支払」に「Web送付機能」(取引先向け)を追加、提供を開始したと2月27日に発表している。
「マネーフォワード クラウド債務支払」では、PDF形式の請求書をメールで送付、それを自動取込専用メールアドレスで受信若しくは、転送することで自動でAI OCR処理を行い、「支払先」や「支払期日」、「請求金額」の自動入力などを可能にしてきた。
今回「Web送付機能」(取引先向け)を追加し、取引先向けに請求書の電子送付ができる専用ページの案内を可能にしている。
これにより電子送付を依頼しやすくしており、請求書の受領方法を紙から電子へ切り替えたい企業において、取引先に電子送付を依頼する手間を削減。メールやチャットツールにPDF形式の請求書を添付する手間をなくすこともできる。また、取引先においても郵送で請求書送付をする際の印刷・封入封かんの手間や、郵送料金のコストカットにつなげることが可能だ。
郵送で請求書送付をする際の印刷などの手間も削減
インボイス制度では帳票の送付手段は紙の郵送だけでなく、電子データで行うケースも増加しているが、紙のまま対応するケースもある。
同社が法人・個人事業主を対象として行った「インボイス制度・電子帳簿保存法に関する意識調査」では、請求書の受領・発行について「紙以外の手段が増えた」と回答した法人は約6割となり、帳票紙と電子が混在することが考えられる。
しかし、「処理のフローや取引先とのコミュニケーションをどうするか」といった課題も生まれており、同社はそれらの解決策の1つとして同機能の提供に至った。
同社は今後も、「マネーフォワード クラウド債務支払」においてさまざまな手法で送付される請求書の受領に対応し、支払いなどの後続のバックオフィス業務もよりスムーズになるように機能開発を進めていくとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社マネーフォワード プレスリリース
https://biz.moneyforward.com/
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