Sansanが「紙の契約書に関する実態調査」を実施

全体の76.1%が頻繁に紙の契約書を使うという結果に

Sansan株式会社が2月15日から2月19日にかけて、契約業務に携わる800人のビジネスパーソンを対象に「紙の契約書に関する実態調査」を実施。その結果を3月5日に発表している。

同調査において『紙の契約書を使う頻度を教えてください』としたところ、「すべて紙」との回答が全体の38.3%。「8~9割紙」が11.9%、「6~7割紙」が9.0%、「半分ずつくらい」が17.0%となり、頻繁に紙の契約書を使うのは全体の76.1%に上ることがわかった。

また、『紙の契約書を使う頻度を教えてください(業界別)』とすると、「建設・不動産」において「すべて紙」、「8~9割紙」、「6~7割紙」、「半分ずつくらい」を合わせた回答割合が全体の88.1%を占め、2024年問題が指摘されている建設・不動産業界が最も紙の契約書を活用していることもわかった。

紙を使う理由1位は「取引先から、求められるから」

『電子契約を導入していても、紙の契約書を使う理由を教えてください』としたところ、「取引先から、求められるから」との回答が55.1%で最多。「取引先が電子契約を導入していないから」が43.3%、「紙で締結しなければいけない契約書があるから」が28.7%などと続く結果が得られている。

また、紙の契約書管理における課題について『課題がありますか』を聞くと、全体の64.0%が「課題がある」と回答。『どのような課題がありますか』と質問すると、「期限管理ができていない」という回答が最も多く26.3%となった。

更に契約管理の実態について『所属する組織単位で、管理台帳を作成していますか』と質問したところ、「ルールはないが、自分の管理用に作成する場合がある」との回答が全体の25.4%。「作成していない」が19.3%、「わからない」が5.6%となり、「作成していない・わからない」という回答が全体の50.3%を占めていることがわかった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0305.html

関連するタグ
レスペーパーNEWS
関連するワード

紙の契約書に関する実態調査