ベンチャーサポートグループが「インボイス制度導入後の実態」に関する調査を実施

インボイス対応システムなどの導入は53.4%に

ベンチャーサポートグループ株式会社(ベンチャーサポート税理士法人を運営)が2023年12月21日に、ゼネラルリサーチ社登録モニターのうち中小企業の経営者(有効回答数:1,001人)を対象に、「インボイス制度導入後の実態調査」を実施。その結果を4月2日に発表した。

同調査において「貴社は課税事業者と免税事業者どちらですか?」と質問したところ、「課税事業者(インボイス制度導入前から)」との回答が73.2%で最多。「課税事業者(インボイス制度導入を機に)」が16.1%、「免税事業者」が10.7%となっている。

「課税事業者」と回答した人に『インボイス制度導入に伴い、インボイス対応のレジやシステムを導入しましたか?』と聞くと「導入予定/導入した」という回答が最も多く53.4%。「導入しない/導入していない(手書きで対応予定/対応している)」が21.3%、「導入しない/導入していない(インボイス対応のスタンプを利用予定/利用している)」が19.8%などと続いた。

また、『インボイス制度導入後、どのような影響がありますか?(複数回答可)』と聞くと、「経理業務などの負担増」との回答が36.6%、「請求書などの様式変更への対応」が36.4%などとなった。

インボイス制度が導入良かったことは「特になし」が最多

『インボイス制度の導入により、良かったことを教えてください(複数回答可)』としたところ、「特になし」との回答が最も多く54.2%。「従来よりも正確に消費税額を把握できる」が22.5%、「適格請求書発行事業者であれば、今後も取引を継続できる可能性が高い」が17.6%などと続いた。

また、『インボイス制度導入に伴い、顧問契約を依頼している税理士の報酬は値上げされましたか?』と質問すると、「はい」との回答が全体の25.9%、「いいえ」が62.9%などといった結果が得られている。

(画像はプレスリリースより)

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会社設立 完全ガイド(ベンチャーサポート税理士法人)「インボイス制度導入後の実態調査」
https://vs-group.jp/

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