同一人物の名刺がデータベース上に混在する課題を解消
Sansan株式会社(以下、Sansan)が、提供する中小企業向け名刺管理サービス「Eight Team」に重複した名刺情報をまとめる「名寄せ」機能を追加したと、4月1日に発表している。
Sansanは名刺アプリ「Eight」において「タッチ名刺交換」機能を提供してきたが、データベース上に同一人物の名刺が混在し、名刺情報の参照に時間がかかるといった課題が生じていた。
そこでSansanは今回、名刺管理に加えて、マーケティングや顧客管理としても活用できる「Eight Team」で、名刺を人物ごとに名寄せして最新情報を参照できる「名寄せ」機能を提供。同一人物の重複した名刺がまとめられることにより、「過去の連絡先にメールを送信してしまう」などといった課題の解消につなげられる。
同一人物の名刺情報をアルゴリズムで1枚に
「Eight Team」は社内での名刺管理が可能で、取引先の連絡先の取得や相手の異動や転職情報の確認、営業のアプローチ先の拡大のほか、誰がいつ会ったのか把握が可能で社内連携もスムーズになる。既にさまざまな業種の中小企業に利用されており、その数は現時点で4,000社にも上っている。
同名刺管理サービスの「名寄せ」機能では、Sansan独自のアルゴリズムが採用されており、重複している名刺の中から最新のものを判定。役職や連絡先が異なる同一人物の名刺情報を1枚にまとめるため、同名刺管理サービスに同じ名刺を登録した際にも最新の名刺情報の参照がスムーズに行えるようになる。
現在PC版の「Eight」上で共有されている名刺に対してのみ、同機能の利用が可能だが、Sansanは今後、アプリでの提供も予定している。
なお、名刺のデータ化を1万枚まで無料で代行する「Eight Team名寄せリリースキャンペーン」も実施中だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0401_02.html
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