リセが契約書の自動管理サービス「LeFILING」の正式版の提供を開始

契約書管理での「期限管理」や「検索」 の機能を改良

株式会社リセが、契約書の自動管理クラウドサービス「LeFILING(リファイリング)」の正式版の提供を開始したと、4月5日に発表している。

「LeFILING」は締結した契約書をAI分析し、自動でGoogle Workspaceの分類ラベルの付与を行い、必要に応じて検索することで簡単に見つけられるようにする契約書管理クラウドサービスだ。

契約書の真実性確保のために改ざん防止措置や、可視性の確保のために「日付・金額・取引先」で検索ができる環境の構築などが求められる電子帳簿保存法の施行に合わせて、2023年10月からベータ版の提供を開始。

今回の正式版では契約書管理における「期限管理」や「検索」 の機能を改良し、契約書をより適切に管理できるようにした。

契約書をAI分析して自動でラベル付与、CSV出力も

「LeFILING」はGoogleドライブに追加することで利用できる拡張機能で、情報を一元化することで高い利便性と、セキュリティを担保した契約書の管理を実現。契約の締結日や開始・終了日、取引金額など契約書の管理に必要な項目に自動でラベル付けされ、契約の終了予定日をGoogleカレンダーへ自動的に反映する。

契約の終了予定日についてアラート通知を受けとることが可能になり、契約の更新もれを防止し、潜在リスクの軽減につなげられる。

また、自動でラベル付けされた契約書ファイルは、契約類型・取引先名・取引金額・契約締結日・管理ステータス・契約書言語などの項目で簡単に検索ができるほか、分類ラベルの項目を一括でCSV出力可能な「CSV帳票出力」機能も備えている。

なお、OCR(光学的文字認識)機能も搭載しているため、英文契約書にありがちなスキャンしてテキストデータ化されていないPDF形式や、Microsoft Word形式の英文契約書ファイルであっても、ラベル付けが可能だ。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社リセ プレスリリース
https://lisse-law.com/release/notice/20240405/

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