スルガ銀行が融資返済期間中に発生する契約に「SMBCクラウドサイン」を利用

一部繰り上げ返済依頼などに電子契約サービスを利用

SMBCクラウドサイン株式会社が、提供する電子契約サービス「SMBCクラウドサイン」について、スルガ銀行株式会社(以下、スルガ銀行)の顧客との融資返済期間中に発生する契約に利用されることになったと4月15日に発表している。

「SMBCクラウドサイン」はクラウド型の電子契約サービスで、印刷・製本・押印・郵送・スキャン(紙の書類のデータ化)など、従来オフラインで行ってきた契約締結のプロセスを全てオンラインで完結させることが可能。メガバンクの厳格な基準のもと、定期的にモニタリングを実施しているため、高いセキュリティも確保されている。

スルガ銀行は2022年から同電子契約サービスを導入し、顧客と無担保ローンを契約する際に利用。業務の効率化を推進してきた。今回、デジタル化をより一層加速させるべく、同電子契約サービスを利用する対象取引や契約書の種類を拡大。顧客からの一部繰り上げ返済依頼や変更契約などにおいて、同電子契約サービスを利用することとなった。

なお、新規融資契約ではなく、融資返済中の顧客との契約において同電子契約サービスを活用するのは、全国的にみても先進的な取り組みとなる。

紙の契約を電子化、手続きのための来店などが不要に

スルガ銀行においては今回の「SMBCクラウドサイン」の利用によって、融資返済中の顧客との契約を電子化できるため、手続きのための来店(融資の契約後、抵当権設定の手続きなどでは来店が必要)や書類の郵送、印紙代が不要(印紙代の負担軽減)となるほか、署名・押印の負担軽減にも寄与する。

各金融機関では住宅ローンや事業性融資、無担保ローンの契約、口座開設など、同電子契約サービスの活用シーンを拡大しており、スルガ銀行も今後、利用対象書類を拡大しデジタル化を推進していく予定だとしている。

(画像はSMBCクラウドサイン株式会社 ホームページより)

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SMBCクラウドサイン株式会社 お知らせ
https://info.smbc-cloudsign.co.jp/

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