エイトレッドが「大企業のクラウド化に関する実態調査」を実施

「ソフトウェアのクラウド化」で2025年の崖に対応

ワークフローソリューションベンダーの株式会社エイトレッドが4月18日から4月22日にかけ、大企業(従業員数1,000人以上)に勤務する情報システム担当者108人を対象に、「大企業のクラウド化に関する実態調査」を実施。その結果を5月15日に発表した。

同調査において『2025年の崖に向けた対策をしていますか』と質問したところ、「とてもしている」が全体の24.1%、「ややしている」が33.3%で、「している」が全体の57.4%を占める結果が得られている。

「とてもしている」や「ややしている」と回答した人に対し、『2025年の崖に向け、どのような対策をしていますか(複数回答)』と聞くと、「ソフトウェアのクラウド化(SaaS)」が75.8%で最多。

次いで「DXの更なる推進」が62.9%、「社内インフラのクラウド化(laaS)」が56.5%、「DX人材の育成・確保に向けた環境整備」と、「ITシステムの構築に向けた組織体制やガバナンス整備」が同率の51.6%などとなった。

クラウド化が進んでおらず「システムの老朽化」が課題に

『ソフトウェアのクラウド化は進んでいますか』と質問したところ「かなり進んでいる」が24.0%、「やや進んでいる」が38.9%、「全く進んでいない」が2.8%、「あまり進んでいない」が25.0%などといった結果が得られている。

「全く進んでいない」や「あまり進んでいない」と回答した人に対し、『クラウド化が進んでいないことでの課題や弊害があれば教えてください(複数回答)』とすると、「システムの老朽化、複雑化」が最も多く46.7%。

「システムや運用ノウハウの属人化、ブラックボックス化」が36.7%、「テクノロジーの進化に対する遅れ」と「“柔軟な働き方”対応への遅れ」が同率の30.0%、「脆弱になるリスク」が26.7%などと続いた。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社エイトレッド プレスリリース
https://www.atled.jp/news/20240515_01/

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