請求書業務の効率化と電子帳簿保存法の対応を同時に実現
Sansan株式会社(以下、Sansan)がインボイス管理サービス「Bill One」について、株式会社広島銀行(以下、広島銀行)に導入されたと5月16日に発表している。
広島銀行では年間約3万件の請求書を受領しており、請求書の行内確認をすべて紙で行っていたため確認作業などに手間がかかっていたほか、受領した請求書が適格請求書の要件を満たしているのか確認する作業も発生し、担当者の負担増大が懸念されていた。
また、電子帳簿保存法の要件を満たす形で請求書を保存する必要もあり、今回請求書業務の効率化と電子帳簿保存法の対応を同時に実現できる同サービスの導入に至った。
「IT・DXによる業務効率化」を推進していた中で、紙の請求書を代理受領し、データ化する同サービスを活用。オンラインで請求書を一元管理する運用に切り替えたことで、紙の請求書の受け取りと振り分け業務がなくなり、オンラインで内容の確認が可能となるなど、生産性の向上にも寄与している。
適格請求書の要件を満たすか自動判定する機能を活用
広島銀行では受領した請求書が適格請求書の要件を満たすか、都度確認することによる業務負担の増加を懸念していたが、「Bill One」に搭載の機能「適格請求書判定機能」を活用。
Sansan独自のロジックで「登録番号の記載があるか」や「登録番号に紐付く事業者名と取引先名が一致しているか」、「適格請求書または区分記載請求書に必要な項目が正しく記載されているか」を自動判定、判定結果が表示されるため業務の効率化につながっている。
また、AI OCRと入力オペレーターを掛け合わせたデータ化技術を活用した同サービスでは、99.9%の精度(Sansanが規定する条件を満たした場合のデータ化精度)で請求書のデータ化を実現。金融機関において求められる高いセキュリティレベルもクリアしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0516.html
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