アドビが「ビジネスにおける帳票郵送業務」に関する調査を実施

69.5%がデジタルデータと郵送で重複送付

アドビ株式会社が2月28日から3月3日にかけて、デスクワーカーとして働いている会社員500人(フロントオフィス業務担当者250人、バックオフィス業務担当者250人)を対象に、「ビジネスにおける帳票郵送業務」に関する調査を実施。その結果を5月13日に発表した。

同調査で郵送業務の状況について質問し、紙の見積書や請求書や領収書を使用していると回答した291人に、『見積書や請求書、領収書などを紙に印刷して郵送する前/郵送したあとに、PDFなどのデジタルファイルとしても送っていますか?(単一回答)』と聞くと、「印刷や郵送業務を行っている」が85.6%に上った。

また、「印刷や郵送業務を行っている」と回答した人のうち69.5%が、「印刷・郵送業務の前後に、同じ書類をPDFなどのデジタルファイルとしても重複して送っている」ことが分かった。

年齢別に見ると20代では「全てをデジタルファイル」が全体の26.3%、「半分以上をデジタルファイル」が33.9%、「半分以下をデジタルファイル」が18.6%で、全体の78.8%がデジタルデータでも重複送付しており、より顕著になっている。

87.4%が週に1日以上紙の書類を使用

『日々の業務で紙の書類をどれくらいの頻度で使用していますか?(単一回答)』と質問したところ、「毎日使用している」が全体の49.6%、「週に3~4日ほど使用している」が20.4%、「週に1~2日ほど使用している」が17.4%となり、週に1日以上紙の書類を使用しているのは全体の87.4%に上った。

また、『紙の書類を使用している業務の種類を教えてください(複数回答)』とすると、「見積書/請求書」が51.9%で最多。『デジタル化で印刷を減らせると思われている業務』について聞くと、こちらも「見積書/請求書」が36.9%で最も多い割合となっている。

(画像はプレスリリースより)

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アドビ株式会社 プレスリリース
https://www.adobe.com/

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