Sansanが「営業活動における実態調査」を実施

57.4%が営業の難易度が「高まっている」と回答

Sansan株式会社が4月23日から4月25日にかけて、企業で営業・営業企画を担当する1,025人を対象に、「営業活動における実態調査」を実施。その結果を5月20日に発表した。

同調査において『営業の難易度はコロナ禍と比較して高まっていると思いますか』と質問したところ、「高まっている」が全体の15.1%、「やや高まっている」が42.3%で、「高まっている」が全体の57.4%を占める結果となっている。

また、難易度が「高まっている」と回答した人に対して『なぜ難易度が高まっていると思いますか』と聞くと、「顧客ニーズの多様化」が55.7%で最多。

次いで「営業手法の多様化」が41.9%、「新たな競合・類似サービスの出現」が31.4%、「営業人材の減少」が29.7%、「既存市場の飽和による新たな市場の開拓」が23.3%などとなった。

DXが「進んでいない」が全体の73.5%に

営業現場におけるDXの推進状況を明らかにするために、『所属する営業組織ではDXが進んでいますか』と質問したところ、「進んでいない」が全体の29.9%、「どちらかと言えば進んでいない」が43.6%となり、「進んでいない」が全体の73.5%を占める結果が得られている。

その一方で「進んでいる」が4.3%、「どちらかと言えば進んでいる」が22.2%となった。

また、『営業DXに期待することは何ですか』と聞くと、「営業活動の効率化」が最も多く52.8%。「新規顧客の開拓」が34.0%、「既存顧客からの売上拡大」が27.6%、「顧客サポートの品質向上」が21.4%、「コストの削減」が21.2%などと続いている。

従来、アナログな営業活動を効率化するためのニーズは高かったものの、今回の調査では新規・既存顧客の拡大を期待するために営業DXに期待する声が多く上がる結果となった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

Sansan株式会社 プレスリリース
https://jp.corp-sansan.com/news/2024/0520.html

関連するタグ
レスペーパーNEWS
関連するワード

営業DX