69.2%が「ベンダーロックインの状況にある」と回答
Miletos株式会社が3月6日から3月7日にかけて、従業員規模21人以上の企業に勤めており、利用しているSaaSについて“SaaSの導入や入れ替えの決裁権がある ・選定権限がある”、“製品の調査をすることがある”人を対象(有効回答数:550人)に、「SaaSのベンダーロックインに関する調査2024」を実施。その結果を5月22日に発表した。
同調査において『利用しているSaaSに何らかの不満があるか』と質問したところ「ある」が全体の75.3%で、新しいSaaSが誕生しているにもかかわらず従来利用していたという理由で、我慢しながら同じSaaSを使い続けている人が多いことが分かっている。
『ベンダーロックインの状況にあるか』調べると「ある」が全体の69.2%で、利用中のSaaSを別製品に切り替えたいのに、切り替えられない状況にある人が半数以上になった。
不満があるSaaS1位は「経費精算SaaS」
『不満があるSaaS』について聞いたところ、「経費精算SaaS」が61.8%で最多。「財務会計SaaS」が40.6%、「人事SaaS」が40.1%などと続く結果が得られている。
『ベンダーロックインの要因』について聞くと、「移行コストが高い(作業負荷・期間・費用)」が最も多く68.4%。「個社要件で作り込みをしてしまっている」が51.3%、「導入推進者の心理的ハードルが高い」が25.9%などとなった。
また、『ベンダーロックインの状況が解消されれば、切り替えを推進したいか』聞くと、「すぐにでも推進する」が全体の61.3%、「推進したいが難しい」が36.1%、「推進しない」が2.6%となり、ベンダーロックインによって満足していないユーザーに我慢を強いているほか、プロダクトの価値で市場競争するべきところを抑制している現状があることが分かった。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Miletos株式会社
https://miletos.tech/
Miletos株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000028822.html
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