アメリカン・エキスプレスが「企業間決済のキャッシュレス化」に関して調査を実施

支払いの際のカード決済利用が請求時に比べて約2倍

American Express International, Inc.(アメリカン・エキスプレス)が、4月8日から4月15日にかけて、経営者や経理担当者、自営業など20代から70代の男女1,030人を対象に、「企業間決済(B2B)のキャッシュレス化」に関して調査を実施。その結果を6月13日に発表している。

同調査において『企業間取引で利用している決済方法は?』と質問したところ、支払い方法の際の決済方法で「クレジットカード決済利用あり」が全体の38.9%。請求(代金回収)の際の決済方法で「クレジットカード決済利用あり」が22.2%となり、支払いの際のカード決済利用が請求時に比べて約2倍に上っていることが分かった。

『企業間決済における課題』について聞くと、取引先に請求をするときの問題や不満として「取引先の支払いサイクル(売掛金や手形の回収期日)や管理」が22.0%で最多。取引先に支払いをするときの問題や不満としては、「取引先ごとに個別の請求プロセスに対応しなければならないこと」が最も多く26.2%などとなった。

「インボイス制度導入」などがキャッシュレス化を後押し

『企業間決済のキャッシュレス化に取り組んでいる(取り組もうとしている)きっかけ』を聞いたところ、「インボイス制度導入」が21.1%で最多。「取引先や競合先がキャッシュレスに変えたため」が18.6%、「社内のデジタル化推進に伴う変更」が13.4%、「電子帳簿保存法の実施、改定」が11.7%などとなった。

また、『企業間取引におけるクレジットカード決済の利用希望』について聞くと、「クレジットカード決済で支払いたい」が最も多く64.4%。「取引先にクレジットカード決済を受け入れてほしい」が62.5%、「クレジットカード決済で請求したい」が56.8%などと続く結果が得られている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

アメリカン・エキスプレス
https://www.americanexpress.com/ja-jp/

American Express International, Inc.のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000099463.html

関連するタグ
レスペーパーNEWS
関連するワード

企業間決済のキャッシュレス化