キングソフトが「電子帳簿保存法の対応に関する実態調査」を実施

電帳法対応にツールなどを導入した中小企業は27.8%

キングソフト株式会社が2月1日から2月2日にかけて、中小企業の経営者・役員100人と小規模事業者(個人事業主を含む)100人を対象に、「電子帳簿保存法の対応に関する実態調査」を実施。その結果を6月13日に発表している。

同調査で『改正後の電子帳簿保存法へ対応するために、新しくツールやサービスを導入しましたか』と質問したところ、中小企業では「新しく導入した」が全体の27.8%、小規模事業者では4.5%にとどまっていることがわかった。

『改正後の電子帳簿保存法の対応にはどのような手段を用いていますか(複数回答)』と聞くと、「わからない/答えられない」を除くと、中小企業では「会計ソフトウェア」が38.9%で最多。小規模事業者でも33.6%で最も多いという結果が得られている。

なお、中小企業では「電子帳簿保存システム」が27.8%、小規模事業者では5.5%、中小企業では「PDF編集ソフトのタイムスタンプ機能」が13.0%、小規模事業者では2.7%などとなった。

PDF編集ソフトのタイムスタンプ機能、高い利用意欲

前述の質問で「PDF編集ソフトのタイムスタンプ機能」以外を回答した人に、『PDF編集ソフトのタイムスタンプ機能で電子帳簿保存法への対応が行えることを知っていますか』と質問したところ、中小企業では「知っている」が全体の29.6%、小規模事業者では16.5%とともに認知度が低いことがわかった。

また、『手間とコストをかけずに電子帳簿保存法に対応できる、「タイムスタンプ機能付きのPDF編集ソフト」があれば、利用してみたいと思いますか』と聞くと、中小企業では「非常にそう思う」が全体の18.6%、「ややそう思う」が48.1%。

小規模事業者では「非常にそう思う」が10.9%、「ややそう思う」が39.1%という結果が得られている。

出典元:キングソフト株式会社
(画像はプレスリリースより)

外部リンク

キングソフト株式会社 プレスリリース
https://www.kingsoft.jp/survey-report_dencyouhou/

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