請求書などのPDFを効率的に電子送付・保存が可能に
“すべての経済活動をデジタル化する。”をミッションに掲げる株式会社LayerX(以下、LayerX)が、「バクラク請求書発行」にPDFを取引先ごとに自動分割できる機能を追加したと、6月14日に発表している。
多くの企業が請求書などの作成を基幹システムで行うが、同システムには送付機能が備わっていないケースがあり、そういった場合は改修や帳票発行システムへのPDF取り込みを行う必要があった。
しかし、同システムで作成したPDFは取引先ごとに出力できないことが多く、帳票発行システムに取り込む際の障壁となっていた。
そこでLayerXは、インボイス制度や電子帳簿保存法の要件を満たした請求書などの作成や送付、保存を可能にする電子請求書発行システム「バクラク請求書発行」において今回、複数の取引先宛ての請求書などが含まれるPDFであっても自動分割し、効率的に電子送付・保存できる機能を追加している。
AI-OCRで取引金額・日付などの項目を入力補完
PDFを取引先ごとに自動分割できる機能では、「バクラク請求書発行」のPDF分割設定画面で事前設定した分割ルールに基づいて、PDFを取引先ごとに数秒で自動分割を実施。
AIによってPDFや画像に書かれている文字列を、デジタルなテキストデータに変換する技術のAI-OCRで、取引金額・日付などの項目の入力補完も行うため、手入力の手間が削減されるため業務効率化につなげられる。
また、発行と同時に保存を完了させられることによる電子帳簿保存法への対応、書類のオンライン発行などによるペーパーレス化や、コスト削減を同時に実現する。
なお、「バクラク請求書発行」では、適格請求書の記載事項を満たして請求書や支払通知書、納品書、見積書の発行などができるため、手間をかけることなくインボイス制度に対応することも可能だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
バクラク請求書発行
https://bakuraku.jp/doc-issue/
株式会社LayerXのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000338.000036528.html
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