アシュアードがクラウドサービス事業者のサプライチェーン管理実態を調査

57.9%がクラウドサービス開発や保守などを外部委託

株式会社アシュアード(Visionalグループ)運営のセキュリティ評価プラットフォーム「Assured」が6月13日に、Assuredのセキュリティ調査に回答済みのクラウドサービス事業者(調査サービス数は項目により異なるため各設問に記載)を対象に、「2024年上半期におけるクラウドサービス(SaaS等)事業者のサプライチェーン(委託先)管理の実態」を調査。その結果を6月26日に発表している。

同調査で『クラウドサービスの開発、保守および運用において、外部委託先を利用していますか(調査サービス数:878件)』と質問したところ、「はい」が全体の57.9%を占めた。

「はい」と回答した人に『外部委託先に対する要求事項として合意し、文書化していることを選択してください(複数回答、調査サービス数:508件)』と聞くと、「セキュリティ対策」に関して「未実施」が全体の15.2%。「情報の消去」に関して「未実施」が22.6%などとなっていることが分かった。

30%以上が国外第三者の委託先と「監督」などで未合意

『外部サービスの利用や外部委託先等により預託データが他国に保管されることはありますか(調査サービス数:878件)』と質問したところ、「はい」が全体の20.1%という結果が得られている。

また、『日本国外に所在する第三者に対して委託のため個人情報を提供する場合、当該第三者との間で合意していることを全て選択してください(複数回答、調査サービス数:163件)』とすると、「更に他の第三者へ委託する場合の当該委託先の監督」に関して「未実施」が全体の36.8%。

「更に他の第三者へ提供する場合における各措置の実施確保」に関して「未実施」が38.0%。そもそも(海外)委託先と何も「合意していない」が11.0%に上ることも分かった。

出典元:Assured調べ
(画像はプレスリリースより)

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株式会社アシュアード お知らせ
https://assured.jp/20240626-01

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