59.6%が特権IDの付与に「抵抗感がある」と回答
株式会社ボスコ・テクノロジーズが6月10日から6月11日にかけて、特権IDを管理するセキュリティシステムを導入している企業の情報システム担当者109人を対象に、「特権ID管理に関する実態調査」を実施。その結果を7月3日に発表している。
同調査において『特権ID管理に使用しているツール(セキュリティシステム)は何ですか』と質問したところ、「サードパーティ製品(クラウド型:SaaS)」が45.9%で最多。「サードパーティ製品(オンプレミス型)」が20.2%、「自社開発」が17.4%などと続いた。
『特権IDを付与することに対して抵抗感がありますか』と聞くと、「非常に感じる」が全体の13.7%、「やや感じる」が45.9%で、全体の59.6%を占める結果が得られている。
「非常に感じる」や「やや感じる」と回答した人に『抵抗感がある理由を教えてください(複数回答)』としたところ、「セキュリティリスクが高く、情報漏洩の可能性があるから」が50.8%で最多。次いで「誤用や不正使用のリスクがあるから」が47.7%、「特権IDの管理が複雑で手間がかかるから」が38.5%などとなった。
80.8%が部分的に権限付与することに「興味がある」
『特権IDを部分的に権限付与することについて興味がありますか』と質問したところ、「非常に興味がある」が29.4%、「多少興味がある」が51.4%となり、80.8%が部分的に権限付与することに興味があることが分かった。
「非常に興味がある」や「多少興味がある」と回答した人に、『特権IDの部分的権限付与で、どのような改善や期待をしたいですか(複数回答)』と聞くと、「管理の簡素化」が最も多く69.3%。
「セキュリティリスクの軽減」が64.8%、「監査の効率化」が61.4%、「ユーザーの利便性向上」が50.0%などと続く結果となった。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社ボスコ・テクノロジーズ プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000058554.html
特権ID管理に関する実態調査
https://www.bosco-tech.com/
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