テックタッチが「大企業における生成AI活用の実態調査」を実施

生成AIを活用できているのは12.8%

テックタッチ株式会社が3月6日から3月7日にかけて、生成AIを活用している大企業(従業員数1,000人以上)の会社員416人を対象に、「大企業における生成AI活用の実態調査」を実施。その結果を7月10日に発表した。

同調査で『ChatGPTなどの生成AIをどのくらいの頻度で使用していますか』と質問したところ、「週に数回使用している」が33.4%で最多。「ほとんど使用していない」が26.2%、「毎日使用している」が21.2%、「月に数回使用している」が18.5%、「わからない/答えられない」が0.7%という結果が得られている。

また、『生成AIの活用状況について教えてください』とすると、「大半が活用できている」が9.4%、「ほぼ全ての人が活用できている」が3.4%となり、活用できているのは12.8%であることもわかった。

生成AIの用途1位は「文章編集・添削」で58.6%

前述の質問で「ほとんど使用していない」や「わからない/答えられない」と回答した人に、『どのような用途で生成AIを使用していますか(複数回答)』と質問したところ、「文章編集・添削」が最も多く58.6%。「プレゼンテーション資料作成」が42.8%、「議事録の自動化」が41.4%などと続いた。

また、『自社における生成AIの活用について課題を感じますか』と聞くと、「非常に感じる」が全体の29.9%、「やや感じる」が48.8%で、全体の78.7%の人が活用において何らかの課題を感じていることもわかっている。

「非常に感じる」や「やや感じる」と回答した人に『生成AIの活用における課題を教えてください(複数回答)』とすると、「どのように活用するのかが一覧でわからない」が49.8%で最多。

「AIの生成結果が意図通りでない」が41.6%、「インターフェースが直感的でなく使い勝手が悪い」が39.1%などとなった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

テックタッチ株式会社 プレスリリース
https://techtouch.jp/news/20240710ai-research/

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