サントリービジネスシステムが「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入

試算では発行に係る労働時間を月間720時間ほど短縮

デジタルの力であらゆる業務を効率化する株式会社インフォマートが、請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」について、サントリービジネスシステム株式会社(以下、サントリービジネスシステム)に導入されたと7月10日に発表している。

サントリービジネスシステムではサントリーグループの事業会社が発行する飲料や、酒類などの売買以外の請求書発行業務を集約しており、これまで月間約750件の債権伝票申請書と請求書の仕分けをし、請求書の押印、郵送、印刷、保管などを行っていた。

また、それらを業務用スキャナにかけ、中国・大連にあるオペレーションセンターで別途伝票入力を代行しており、事業会社間で請求書を郵送するリードタイムを考慮した運用の結果、月末月初に作業が集中することが課題となっていた。

同請求書クラウドサービスでは、各拠点においてワークフローシステムに入力された債権データを電子承認され、会計システムに登録後、API連携によって請求書を自動発行することが可能。これによりサントリービジネスシステムでは請求書発行に係る労働時間を月間720時間ほど短縮、人件費なども含めて年間約7割ものコスト削減にもつながることが試算されている。

月間約750件の発行請求書をペーパーレス化

サントリービジネスシステムでは2018年の夏ごろから、BPRがトップダウンのプロジェクトとなったため、各現場の業務デジタル化が大きく進んでおり、その一環として「BtoBプラットフォーム 請求書」の導入が行われた。

同請求書クラウドサービスを導入したことにより、月間約750件の発行請求書のペーパーレス化を実現。グループ会社約40社の請求書も発行しており、合計すると取引先500社以上に対して、電子データの請求書は月間1,800件あまり、郵送代行サービスでは540件ほどを発行している。

(画像はプレスリリースより)

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株式会社インフォマート プレスリリース
https://corp.infomart.co.jp/news/20240710_5522/

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