受取請求書のインボイス対応を目的に導入
株式会社インボイスが、同社提供の受取請求書の一括請求サービス「OneVoice公共」と「Gi通信」について、白河市水道事業(福島県白河市)に導入されたと7月17日に発表している。
白河市水道事業では、さまざまな用途で通信回線や電気を使用しており、毎月大量かつバラバラに届く請求書の支払い業務に煩雑さを感じていたほか、インボイス制度によって適格請求書の取得、1枚ずつインボイスを確認、保管するための負担も増加し、業務負担の軽減に向けた対策が必要だった。
そこで今回、複数に分かれている請求書を1枚にして受領でき、受取請求書のインボイス対応も可能な「OneVoice公共」と「Gi通信」の導入に至った。
導入後は受取請求書が大量にあっても、同一括請求サービスが受け取り、インボイスの確認から請求書の作成を行い、白河市水道事業の各部門に1枚ずつまとめて発行されるフローとなったため、大幅な業務負担の軽減が期待されている。これにより、同市の建設部上下水道課においては月間約730分の業務効率化が見込まれている。
デジタル化・ペーパーレス化(電子保管)にもマッチ
「Gi通信」では複数の通信会社を利用する顧客の代わりに、請求書の受取・支払い・データ入力を全て行い、毎月1回1枚にまとめて請求書を発行するため、インボイス制度に対応した形で業務負担の軽減につなげられる。
「OneVoice公共」では水道光熱費の立替払いを行い、「適格請求書」と「その他」に分別して各税率に集計された立替金精算を発行する。
白河市水道事業では受取請求書のインボイス対応が可能になり、1枚にまとまった請求書を電子データとして受け取れるため、白河市が推進するデジタル化・ペーパーレス化(電子保管)にもマッチ。銀行間の公金送金に新たに適用される手数料の軽減にもつながることが、今回の導入の決め手にもなっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社インボイス
https://www.invoice.ne.jp/
株式会社インボイスのプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000113945.html
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