シービーティーが「プロジェクト収支管理に関する実態調査」を実施

Excel利用者が2年前比で約2割減少

「プロカン」などシステム開発事業を展開する株式会社シービーティーが7月9日から7月10日にかけて、プロジェクト型ビジネス業態の企業に在籍する30歳以上の管理職534人を対象に、「プロジェクト収支管理に関する実態調査」を実施。その結果を7月25日に発表した。

『プロジェクト収支管理の方法(単一回答)』について質問したところ、2022年の調査時は「Excel」が全体の65.0%だったが、今回の調査では32.4%で2年前比で約2割減少していることが分かった。

また、『生産性が向上するためのプロジェクト収支管理「逆に生産性が落ちている」と感じることはありますか(単数回答)』と聞くと、「ある」が全体の14.2%、「どちらかといえばある」が39.6%で、「生産性が落ちている」と感じる人は全体の53.8%という結果も得られている。

64.4%が分析結果は意思決定に役立っていると回答

『プロジェクト収支管理の分析結果は経営の意思決定に役立っていると感じますか(単数回答)』と質問したところ、「とても感じる」が全体の17.2%、「どちらかといえば感じる」が47.2%で、全体の64.4%が役立っていると感じていることが分かった。

『プロジェクト収支管理において、現場スタッフとのギャップを感じますか(単数回答)』と質問すると、「感じる」が全体の17.9%、「どちらかといえば感じる」が41.7%となった。

また、『プロジェクト収支管理の中で「管理者が手間」だと感じる業務(複数回答)』について聞くと、「工数管理」が31.4%で最多。「請求管理」が30.7%、「予実管理」が28.1%などと続いている。

更に『「現場に手間」をかけていると感じる業務(複数回答)』について聞くと、こちらも「工数管理」が最も多く30.2%。「発注管理」が23.6%、「請求管理」が21.7%などとなった。

出典元:プロカン調べ
(画像はプレスリリースより)

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