弥生が「スマート証憑管理」に仕訳の一括登録機能を追加

アップロードから仕訳登録までの一連の業務を効率化

スモールビジネスの事業の立ち上げと、発展の過程で生まれる課題に応える「事業コンシェルジュ」をビジョンとする弥生株式会社(以下、弥生)が、請求書などの証憑をデジタルデータとして一元管理できる「スマート証憑管理」に、一括仕訳登録機能を追加したと7月25日に発表している。

「スマート証憑管理」は、弥生が提供するクラウドサービス利用者とデスクトップソフトの「あんしん保守サポート」加入者、弥生PAP会員の会計事務所なら無料で利用できる電子データ保存・管理サービスだ。

受領した証憑をアップロードするだけでAI-OCR機能が文字を自動で読み取り、適格請求書(インボイス)の要件を満たしているか判定し、電子帳簿保存法の保存要件を満たした形でのデータ保存も可能にする。また、「弥生会計 オンライン」や「やよいの青色申告 オンライン」などに仕訳を連携することもできる。

弥生が今回同サービスをアップデートし、仕訳の一括登録機能を追加。複数の証憑の「適格請求書区分判定」や「仕訳登録」といった操作をまとめて処理できるようにし、アップロードから仕訳登録まで一連の業務の効率化を実現する。

「受領証憑」や「発行証憑(控え)」画面で処理が可能

「スマート証憑管理」における今回の機能追加により、「受領証憑」や「発行証憑(控え)」の画面で、前述の「適格請求書区分判定」や「仕訳登録」以外にも、「種別の一括変更(証憑種別、電子帳簿保存法種別の変更)」、「要確認付箋の付与/解除」といった処理が可能となった。

なお、「仕訳登録」を使用する場合、「弥生会計 オンライン」や「やよいの青色申告 オンライン」、「やよいの白色申告 オンライン」といった弥生会計製品と連携設定する必要がある。また、「要確認付箋の付与/解除」を使用する場合は「弥生会計 +クラウド」、「やよいの青色申告 +クラウド」と連携設定が必要だ。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

弥生株式会社 プレスリリース
https://www.yayoi-kk.co.jp/

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