peerNISTが「診療科別の診療予約システムの普及」に関する調査を実施

全体医の68.5%が診療予約システムを導入

診療予約システム『QuiQ』を運営する株式会社peerNISTが6月19日から6月24日にかけて、クリニックを経営している医師1,005人を対象に、「診療科別の診療予約システムの普及」に関する調査を実施。その結果を7月25日に発表している。

同調査で『診療予約システムを導入していますか』と質問したところ、「はい」が全体の68.5%、「導入を検討中」が27.7%、「いいえ」が3.8%となった。

診療科別では眼科で「はい」が86.2%で最多。「心療内科」が73.9%、「内科」が72.6%、「整形外科」が70.5%、「婦人科」が70.0%などと続く結果が得られている。

「はい」と回答した人に、『診療予約システムを導入する際にどのようなメリットを期待していましたか(上位3つまで)』と聞くと、「再診率の向上」が最も多く45.8%。「電話対応の減少」が44.3%、「混み具合の平均化」が41.4%、「診察のペースコントロール」が24.7%などと続いた。

システム導入メリット1位は「混み具合の平均化」

前述の質問で「はい」と回答した人に、『実際に診療予約システム導入して感じたメリットはありますか』と質問すると、「混み具合の平均化」が34.5%で最多。「電話対応の減少」が33.7%、「再診率の向上」が28.1%などといった結果が得られている。

実際に予約システムを導入したことで『来院患者数はどの程度増えましたか』と質問したところ、「3割~4割」が最も多く37.2%。「5割~9割」が25.6%、「1割~2割」が23.5%などと続いた。

また、『予約の電話はどの程度減りましたか』と聞くと「電話予約がなくなった」が全体の8.0%、「5割以上」が36.5%、「3割~4割」が37.1%、「1割~2割」が15.2%などとなっていることが分かった。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

株式会社peerNIST コラム(診療科別の診療予約システムの普及について調査)
https://www.peernist.co.jp/4431/

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