住民への通知をデジタル化、スマホで受け取りが可能に
マイナンバーカード・デジタルIDを活用した自治体や企業の課題解決、新規事業創出を総合的に支援するGovtechスタートアップのxID(クロスアイディ)株式会社が、提供するデジタル郵便サービス「SmartPOST(スマートポスト)」について、静岡県榛原郡川根本町(以下、川根本町)に導入されることが決定したと7月26日に発表している。
「SmartPOST」はデジタルIDアプリ「xIDアプリ」と連携することで、自治体から住民への通知をデジタル化するデジタル郵便サービスだ。
マイナンバーカードを活用し、住民本人へ確実に届けられるデジタル郵便受けと、自治体向けデジタル郵便(通知)管理サービスを提供。住民はスマートフォンで自治体からの通知物をいつでも・どこでも受け取りが可能となり、自治体は既存の郵送業務フローの大きな変更が不要かつ郵送コストを削減する形で、紙とデジタルの通知物の送り分けが可能となる。
川根本町では紙ベースの郵送による高額な郵送費と時間のロスが発生しており、大量の通知や報告書の送付時には特に大きな負担となっていた。こういった課題を解決すべく「SmartPOST」の導入を決定。業務のデジタル化・ペーパーレス化によって、環境負荷の軽減にもつなげる。
スマホで本人確認を行い行政手続きも可能
川根本町では郵送コストの削減と迅速な情報伝達を可能にする「SmartPOST」の導入だけでなく、マイナンバーカードをかざしてオンライン本人確認や、対面でのデジタル本人確認ができる「xIDアプリ」も活用する。
初回登録時にマイナンバーカードの署名用電子証明書をスマートフォンのNFCで読み取り、本人確認を行うことでIDを生成。以後、同アプリで電子認証・電子署名を行うことで、役所に赴くことなく行政手続きなどをオンラインで完結させられる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
xID株式会社 プレスリリース
https://xid.inc/news/208
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