広島県庄原市での『母子モ』を通じた乳幼児健診などの問診票提出率が87.9%に

デジタル活用による子育て支援策として『母子モ』を導入

母子モ株式会社(以下、母子モ)が、広島県庄原市における乳幼児健診などの問診票提出について、2024年4月から6月までの間で母子手帳アプリ『母子モ』を通じて87.9%の人が提出したことが分かったと、7月30日に発表している。

母子モは、自治体の子育て関連事業のデジタル化支援サービス『子育てDX』を提供しており、地域とともに保護者の“不安や負担”を軽減し、“安心で簡便”な子育て社会の実現を目指している。

同市では2020年7月から『母子モ』を導入し、『庄原ほのぼのネットアプリ』として提供。2023年3月からは『子育てDX』の「乳幼児健診サービス」を運用している。

今回、母子モが2024年4月から6月にかけて同アプリからの問診票提出の実績数値を調査(3~4か月児育児相談、6~8か月児健診、1歳6か月児健診、2歳児歯科健診、3歳児健診の問診票提出数の合計91件を分母、そのうち同アプリからの提出数80件を分子として算出)した結果、問診票提出率が87.9%に上ったことが分かった。

空いた時間に好きな場所から簡単に入力が可能

母子モによれば健診当日に職員が同アプリへの登録を促進し、登録・利用方法を丁寧に説明していることが、高い問診票提出率につながっているとしている。

また、住民は空いた時間に好きな場所から簡単に入力ができることを高く評価しており、実際に「時間があるときにアプリで回答できるのは便利」や、「紙と比べて記入が楽になった」などといった声が寄せられた。

市役所においては事前に住民が入力・提出した問診票や、自治体・医療機関側が入力した内容の中で、注視するべき項目がハイライト表示されることで、職員の見落としや確認漏れの防止にもつながっている。

更に健康管理システムへの健診結果の入力作業が自動化され、職員の作業時間も従来の4分の1程度に削減されている。

(画像はプレスリリースより)

外部リンク

母子手帳アプリ『母子モ』
https://www.mchh.jp/login

母子モ株式会社のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000265.000099909.html

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