AI-OCR機能によってより正確な自動入力が可能に
“すべての経済活動をデジタル化する。”をミッションに掲げる株式会社LayerX(以下、LayerX)が、「バクラク経費精算」と「バクラク電子帳簿保存」のAI-OCR機能を大幅に強化したと7月31日に発表している。
経費精算業務や電子帳簿保存法対応においては、必要入力項目のほとんどが証憑に記載されている。しかし、経費精算業務や電子帳簿保存対象書類は、企業の取引先マスタデータベースに登録されていないものが存在するなど、入力項目の一部について従来のAI-OCR機能で精度が担保できないものがあった。
そこでLayerXが今回、「バクラク経費精算」と「バクラク電子帳簿保存」のAI-OCR機能を大幅に強化。AI-OCR機能によってより正確な自動入力が行えるようになった。
国税庁公表の情報や電話番号登録されている店舗名を参照
「バクラク経費精算」には領収書読み取り特化のAI-OCR機能を搭載。複数枚のレシートや領収書をアップロードするだけで、その内容が一括で自動読み取り・入力がされる。また、領収書の使いまわしの自動判定や、スキャナ保存要件の適合を自動判定、ミスを防止して差し戻しを削減する。
「バクラク電子帳簿保存」は電子帳簿保存法のスキャナ保存・電子取引の要件を満たした形で、書類ごとにシステムを変えることなく書類の電子保管が可能。AI-OCR機能が書類の自動読み取りを行い、精度の高いデータ化ができ、現場社員の作業時間の削減にもつなげられる。また、直感的に誰でも簡単に利用できることも特徴の1つだ。
今回のAI-OCR機能強化によって、適格事業者番号の読み取り情報から国税庁公表の情報を参照し、取引先マスタデータにない企業名を高精度で入力可能にしたほか、AI-OCRの読み取り項目として新たに電話番号を追加。電話番号が登録されている店舗名を参照して、入力補完できるようにしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
株式会社LayerX プレスリリース
https://bakuraku.jp/news/20240731-2/
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